葬儀の日程が平日になるか土日になるかによって大きく変動する要素の一つに遺体の安置期間とそれに伴う費用負担がありこれは喪主として葬儀を取り仕切る際に必ず直面する現実的な課題です。通常亡くなってから火葬までの期間が長くなればなるほど遺体の保存に必要なドライアイスの量が増え安置施設の利用料も日数分だけ加算されていきます。もし金曜日に亡くなり土日の火葬場が満杯で月曜日以降の平日まで待たなければならない場合安置期間は三日以上に及びその分の費用は数万円から十数万円単位で跳ね上がることがあります。逆に平日の空いている日にスムーズに予約が取れれば亡くなった翌日や翌々日に葬儀を行うことができ安置費用を最小限に抑えることが可能です。また安置期間が長引くことは費用面だけでなく遺体の状態変化というリスクも伴うためできるだけ早く火葬をしてあげたいと願う遺族の心情からすれば平日の葬儀は理にかなった選択となります。特に夏場などは遺体の傷みが早いため強力な保冷設備が必要となったりエンバーミングという防腐処置を施す必要が出てきたりすることもありこれらも高額な追加費用となる要因です。葬儀社の見積もりには基本的なプラン料金が含まれていますが日程延長によるドライアイス代や安置料はオプションとして別途請求されることが多いため最初の段階で想定していた予算をオーバーしてしまう原因になりかねません。したがって経済的な事情を優先するならば土日にこだわらず最短で予約が取れる平日を選ぶことがもっとも確実な節約術といえるでしょう。さらに安置場所が自宅であれば施設利用料はかかりませんがマンションやアパートなどの住宅事情により自宅安置が難しいケースが増えており民間の安置施設や葬儀社の霊安室を利用するのが一般的です。これらの施設は一日あたりの料金が設定されているため一日でも早く葬儀を行うことが経済的なメリットに直結します。